靴のサイズというと、23cmや24cmなどの【足の縦のサイズ】が一般的ですが、靴の裏などを見ると、 E や EE などの表記がある靴もあります。
これは足の縦の長さに対する【足の横のサイズ】になります。
この【足の横のサイズ】を知った上で靴選びをしていただくことで、より自分に合った靴をお選びいただける目安になります。以下をご参考ください。
①足の計測方法
以下の A と B の長さをメジャーで測ってください。詳しい測り方は>>こちらをご覧ください。
②参考例
以下のような足を例に、【足の横のサイズ】を出していきましょう。
【A】と【B】の数値は、左右で同じ人はごく稀ですので、数値が違っても問題ありません。
この方の場合は、左足より右足の方が大きく、足の幅周りも長いですね。
③足の横のサイズを確認する
数字が苦手な方は頭が痛くなりそうな表ですが...。実は、靴のサイズは JIS規格(日本工業規格)で決まっています。
図の左側が【A】で測った "足の長さ"
中央が【B】で測った "足の幅周り"
そして上側のアルファベットの欄が
【足の横のサイズ】です。
これを先ほどの例の足にあてはめていきましょう。
左足より右足の方が縦のサイズ・横のサイズともに大きいという結果になりました。
●靴選びのポイント
A. 足の縦のサイズ (足の長さ)
つま先にゆとりがなく、窮屈な状態だと痛みの原因になります。少しゆとりがある程度の靴を選んでみてください。
実際に測った足のサイズより、普段履いている靴のサイズの方が大きいことがほとんどですが、サイズが離れすぎている場合は靴のサイズを見直す良いきっかけかもしれません。
B. 足の横のサイズ (足の幅周り)
痛みがない程度にピッタリとしていることが理想です。ゆとりがありすぎる靴を履いてしまうと、足が靴の中で動き、痛みや靴ずれの原因になることがあります。
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今回の場合、実際に靴を選ぶときは、足の小さい方に合わせてしまうと、痛みなどのトラブルの原因になります。
なので【足の大きい方に合わせた】23.5cm / 2Eのサイズを基準に靴を選んでみてください。
●最後に
菊地の靴の本社直営ショップでは、【足と靴の相談室】を本社に併設しており、足や靴合わせに関する相談を受け付けています(予約制)。
私たちは靴と同時に履き心地を売っています。靴選びに困った場合は、HPのコンタクトフォーム、または下記のTEL / FAXでお気軽にお問い合わせください。
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